タイダイ染めでTシャツを手作りしたよ!おすすめのキットも紹介

市販のキットを使って、家族のタイダイTシャツを手作りしました。

乳幼児や小学生、中学生のキッズTシャツからレディース、メンズのアダルトTシャツまで手作りしましたよ。半分くらいはプレゼントとして贈りました。

意外と簡単にできたしとっても楽しかったので、今日はそのことについて書きます。私たちが使ったおすすめのキットもご紹介しますね。

我が家では「来年もやりたいね」と言っています。

タイダイ染めのおすすめキット

アマゾンで買ったタイダイ染めのおすすめキット

まず最初に我が家で使ったタイダイ染めキットから簡単にご紹介!

私たちが使ったのはこちら、amazonで夫が買った、TULIPというブランドの「One-Step Tie-Dye Kit Tie-Dye Party for 5」です。

とにかく初めてでも簡単にできたし、初めてにしては出来栄えも良かったのでおすすめです。

染料カラーも15色そろっているので、好きな色を好きなように使えて楽しかったですよ。
これだけ色がそろっていればカラーに困ることもないでしょう。

作り方などが載っている説明書は、「英語」「フランス語」「スペイン語」の3ヶ国語でそれぞれ書かれています。
Tシャツを形作って染めていく過程は、ステップごとに写真も載っているのでそれを見るだけでもほぼわかりました。

英語で「Bullseye」「Swirl」「Ombre」「Crumble」「Folding」「Stripes」「Shibori」「Sunburst」と書かれた8種類のタイダイ模様の作り方が、写真付きで載っています。

日本語だと「サークル」「スパイラル」「グラデーション」「マーブル」「折りたたみ」「ストライプ」「しぼり」「日差し」といった感じですかね^^

↑私たちが購入したタイダイキット、amazonだけでなく楽天市場やヤフーショッピングでも販売されています。

タイダイ染めTシャツ作りに準備するもの

私たちと同じキットを使うのであれば、用意するものは

綿100%の白いTシャツ
サランラップ

くらいです。
その他は全てタイダイキットの中に入っています。

ちなみに我が家はサランラップを使わずに、スーパーでもらえる買い物のビニール袋で代用しました。
これからご紹介する、私たちが実際にした作り方を見てもらったらわかるかと思います。

タイダイ染めTシャツの作り方

タイダイ染めTシャツの作り方

はい、ではここから我が家がした作り方をご紹介!

とは言っても夫が最初に子供と先に作ったので、後から作った私は夫の作り方を真似ただけです。

夫はタイダイキットに入っていた英語の説明書を読んで作ったようですが、今私がざっと見返してみると、指示通りにやらなかった箇所もあったようです。
その辺も説明しながら、説明書に沿って我が家がしたタイダイTシャツの作り方を、画像とともに紹介していきますね。

流れはこんな感じです。

1. 予洗してTシャツの糊付けを取る
2. 作業場にビニールカバーを敷く
3. 好きなデザインになるようTシャツを形作る
4. 染料ボトルに水を入れてインクを作る
5. Tシャツを染める
6. ラップで巻いて6時間以上キープ
7. 過度な染料がなくなるまで水で手洗いする
8. お湯と少量の洗剤で個別に洗濯・乾燥させる

予洗してTシャツの糊付けを取る

タイダイ染めTシャツの作り方1.予洗してTシャツの糊付けを取る

まず新品のTシャツは予洗し、Tシャツののり付けを取ります。
新しいTシャツには洗濯のりが付いているので、そのままだと染料を吸収しにくいからです。

その際、「柔軟剤は入れないように」と書かれています。

我が家ではいつもの洗濯のように洗剤を入れて洗濯しました。
すぐに作りたかったので夫がささっと2枚ほど手洗いしたものもあります。

その後、脱水して湿ったTシャツをそのまま染めるか乾かして染めるかを選びます。

私たちはそのまま湿ったTシャツを使いました。乾かして使う場合は、先に乾かしましょう。

私はこの2択があったことを知りませんでした。
2択があると知った時は「乾かしてから染めた方が染料がしっかり入るんじゃないかな」と思いましたが、乾いていたら模様によってはやりにくいものもあると思います。

作業場にビニールカバーを敷く

Tシャツの準備ができたら、作業をする場所に、キットに入っている透明のビニールカバーを敷いておきます。

作業場は机または床の上など、ご家庭でやりやすい場所でどうぞ。
暖かい日はお庭など外で作っても楽しそうです。

我が家は床のジョイントマットの上でやりました。

好きな模様になるようTシャツを形作る

タイダイ染めTシャツの作り方3.好きな模様になるようTシャツを形作る

好きなタイダイ柄になるように、Tシャツの形を作っていきます。

私たちは定番のスパイラル模様からスタート!
スパイラルになる中心を決めて指でつまみ、そこから右回りでも左回りでも好きな方向にくるくると回して重ねて行くだけです。

初めに夫がやって見せ、5歳の子供も挑戦^^ 意外と簡単にできました。

5歳の子供が、タイダイTシャツのスパイラル柄になるようにTシャツを形作った画像

↑子供が作ったスパイラル型。上手にできました◎

タイダイTシャツのサークル模様になるように丸めたTシャツに、輪ゴムをつけている画像

そしてこの形が崩れないようにキットに入っている輪ゴムで固定していきます。

タイダイTシャツのサークル模様になるように丸めたTシャツに、輪ゴムをつけて固定した画像

輪ゴムを4つ使って固定しました。輪ゴム3つでもいいでしょう。

染料ボトルに水を入れてインクを作る

タイダイ染めTシャツの作り方4.染料ボトルに水を入れてインクを作る

使う色の染料ボトルのみに、水を入れてインクを作ります。
水と混ぜ合わせてから72時間たつと、それ以降は色があからさまに薄くなるからです。

つまり、水と合わせた後のインクの有効期限は72時間ということですね^^

タイダイキットに入っているグローブをはめ、染料粉が入っているボトルに、ラインまで水を入れます。
ふたをしっかりと閉め、染料粉が完全に溶けるまでボトルを振って混ぜましょう。

ちなみにTULIPはタイダイ詰め替えセットもアマゾンで販売しているので、使い終わったボトルは洗って取っておくと再利用できます。
※その場合は早めに洗いましょう。我が家は洗って取っておく予定でしたが、しばらく放置してたら染料が固まってボトルが再利用できなくなったので(T_T)

Tシャツを染める

タイダイ染めTシャツの作り方5.インクでTシャツを染める
サークル模様になるように、好きな色の染料ボトルでTシャツを染めていっている画像

作ったインクでTシャツを染めていきます。

Tシャツが折り重なっている部分にもしっかりインクを浸透させます。裏側まで色が浸透しているか確認しながらやりました。

ただ、かけ過ぎにも注意、必要以上の浸透はさせないようにします。
また説明書には、「違う色同士が近すぎると、混ざった部分の色が濁る可能性がある」とも書かれています(説明書を自分で読むまで知りませんでした〜)。

サークル模様になるように、いろんな色の染料ボトルでTシャツを染め終わった画像

私たちが最初に作るのはスパイラル柄なので、説明書に従って写真のような感じで染めていきました。
ちょうど輪ゴムの区切りで色を変えて染めていきます。

私たちは輪ゴムを4つ使ったので、8ヶ所の区切りができましたが、3つの輪ゴムで固定した場合は6つの区切りになります。
使う輪ゴムの数で、デザインも少し変わってくるのもおもしろいです。

子供が好きな色を選んで染めていきました。この染める作業は、やっぱり一番楽しんでいました。

ラップで巻いて6時間以上キープ

タイダイ染めTシャツの作り方6.Tシャツをラップで巻いて6時間以上キープ、またはビニール袋に入れて6時間以上キープ

そして次! なんですが、説明書には

「染めたTシャツをラップで包み、湿り気をキープする。強烈な色になるように6〜8時間、またはそれ以上そのままにしておく」

と書かれていました。説明書の写真では、透明の食品ラップでTシャツが包まれています。

我が家は作り方を夫に任せていましたが、この部分、彼はビニール袋にタイダイTシャツを入れて外の日陰に放置!!
上下の写真参照(^w^)

タイダイに染めたTシャツをそれぞれビニール袋に入れて、外の物干しざおにかけている画像

その時ちゃんと自分で説明書を読んでいなかった私は「そうなんだ〜」という感じで、2回目にタイダイTを作った時も、↑こんな感じでTシャツを入れたビニール袋を物干し竿にかけたのでした。

1回目は約17時間、2回目は丸1日以上放置しました。

まあ、ラップで巻かなかったしそれくらい放置してよかったかな、と今では思います。
次にする時はラップ、またはビニール袋でくるくる密封したらいいな、と思っていますよ。

過度な染料がなくなるまで水で手洗いする

タイダイ染めTシャツの作り方7.過度な染料がなくなるまでTシャツを水で手洗いする

過度な染料がなくなるまで水で手洗いします。

タイダイ染めしたTシャツをシンクで水洗いしている画像

輪ゴムを使ったなら輪ゴムを外して水洗いします。

この作業も5歳の子供が「やりたい!」と言って一緒にやりましたよ。上は子供が洗っている画像です。

今思えばどのステップもワクワクして心から楽しんでいました。

タイダイ染めしたTシャツを水洗いし、絞って広げた画像

水洗いして絞って広げた画像がこちら!
まさにアート! という感じで、みんな「わあ! すご〜い!!」という反応。

お湯と少量の洗剤で個別に洗濯・乾燥させる

タイダイ染めTシャツの作り方8.Tシャツをお湯と少量の洗剤で個別に洗濯・乾燥させる

説明書には

「洗濯機に、Tシャツの素材に適した最高の温度のお湯を半分〜3分の2ほど入れ、少量の洗濯洗剤を加えて個別に洗濯・乾燥させる」

と書かれています。
1枚1枚ってことですね。

我が家では洗濯機を使わず、お湯と少量の洗剤で手洗いして外に干しましたよ。
ちなみに上の写真は乾燥後、そう、完成の写真です。

説明書を見ていなかった私は1枚のTシャツに対して結構なお湯を使うとは知りませんでしたが、たった1枚にそれだけのお湯と時間も使うなら、知ってても手洗いしてただろう、と思います。
少し面倒ですが、さっと手洗いしたらかなりの時間短縮ですよね。

夫の後に私が子供たちとタイダイ作りをした時は8枚作ったので、手洗いも大変でしたが、8枚分の洗濯機の洗濯完了を待つよりずっとよかったです。

手作りで完成したタイダイTシャツ①

手作りで完成したタイダイTシャツ①

はい、こちら、ついに、完成でーーーす!!!
\(^o^)/

この2枚と写真にはないですが夫のTシャツ1枚の計3枚が、最初に手作りしたタイダイ染めTシャツです。
夫と5歳の子供が作りましたよ。

素敵素敵! 
初めてにしては上出来です!!

手作りした、キッズやレディース、メンズのタイダイ染めTシャツ8枚の画像

そしてこちらが第2段、私と子供が作ったタイダイTシャツ!!
色とりどりのカラフルタイダイTが完成。

写真上側の左から1番目と2番目にあるように、サークル模様にも挑戦しました。

私も子供もとっても楽しかったです。
そう、私は第2段で初めて作りましたが、一言で言うと本当「楽しい!」です!

下側の左から1番目と2番目以外は、子供がカラーを決めて染めましたよ。私は補足をしたりしなかったり、という感じです。

私は自分が作った2枚だと、下側1番左、ブルーのタイダイTが綺麗にできたなあ、と思います。
プレゼント分で丁寧に作った1枚です。
使った色は確か3色、ブルー、ネイビー、ブラックといった感じでした。

手作りで完成したタイダイTシャツ②

手作りで完成したタイダイTシャツ②

そして2023年も、タイダイTシャツを子供と手作りしました!

上の写真にあるように、 今年はキッズ用にとりあえず2枚だけ作りました。
スパイラル模様のやり方で作ったものです。

今回も子供たちが配色など決めましたが、2年前とは違って爽やかな仕上がりとなりました。
左が4歳の男の子、右が7歳の女の子が作ったTシャツです。

そう、今回はちびっ子(4歳)も参加^^
2人とも楽しんでいましたよ。

まとめ

Amazonで買ったキットを使った、我が家のタイダイTシャツ作りを紹介しました。
作ったのはベビー、キッズ、レディース、メンズTシャツ。

自分たちのTシャツだけでなく、プレゼントとして妹や甥っ子姪っ子たちの分も作りました。
みんな喜んで着てくれていましたよ。

作り方のステップはこちら

1. 予洗してTシャツの糊付けを取る
2. 作業場にビニールカバーを敷く
3. 好きなデザインになるようTシャツを形作る
4. 染料ボトルに水を入れてインクを作る
5. Tシャツを染める
6. ラップで巻いて6時間以上キープ
7. 過度な染料がなくなるまで水で手洗いする
8. お湯と少量の洗剤で個別に洗濯・乾燥させる

初めてでも簡単に、そして何より楽しくできました。
5歳の子供も大人の私たちもドキドキワクワクな体験でしたよ。

「次はこうしたいな」と私が思っていることは、以下の3つです。

・違う色同士をくっつけて色を浸透させ過ぎない(やっぱり混ざって鈍い色になった箇所があったから)
・ラップまたはビニール袋で密封してから6時間以上キープ
・違うデザインにも挑戦!

またタイダイ染めをしたらブログにアップしますね。
今回のブログも参考になればHAPPYです♪