5歳の女の子が図書館で選んだ絵本 Vol.5

5歳の女の子が図書館で選んだ絵本 Vol.5! 私の5歳の娘が選んだ絵本をご紹介します。

今回は12冊! その中から5歳の子供に特におすすめの3冊もピックアップ!

今回もまた選びました、ブルーナの絵本やアンパンマンの紙芝居^^
それではいってみましょ〜!

5歳の女の子が図書館で選んだ絵本12冊

5歳の女の子が図書館で選んだ絵本12冊

5歳の女の子が図書館で選んだ絵本12冊は、コチラ!

1.「じどうしゃ」 わかやま けん

2.「うさこちゃんときゃらめる」 ディック・ブルーナ(ぶん・え)/松岡享子(やく)

3.「ミッフィーとメラニー」 ディック・ブルーナ(さく)/かどの えいこ(やく)

4.「ボリスのすてきなふね」 ディック・ブルーナ(さく)/かどの えいこ(やく)

5.「ダンカンのかわったきてき」 ウィルバート・オードリー(原作)/文平玲子(やく)

6.「たんぽぽでんしゃ」 ひろかわさえこ(作・絵)

7.「とっくんトラックのはらへぶぶー」 いわむらかずお

8.「おさるのかくれんぼ」 いとうひろし

9.「ゾウの森とポテトチップス」 横塚眞己人(しゃしんとぶん)

10.「おかんとおとん」 平田 昌広(ぶん) /平田 景(え)

11.「しろうさぎとりんごの木」 石井睦美(さく)/酒井駒子(え)

12.「アンパンマンとタータン」 やなせたかし(作・絵)

「じどうしゃ」はいろんな車の絵と単語が載っている絵本で、0歳から2歳くらいにいいかな、と思いました。
現在2歳の息子は興味津々でしたよ。やはり5歳の娘には物足りず、1回読んだ後また読もうとすると「やだー!」と言っていました^^;

ブルーナの絵本を今回は3冊借りましたが、「うさこちゃんときゃらめる」には悪いことをしてはいけない、という道徳の学びがありました。

ミッフィーの友達が飛行機でミッフィーに会いにやってくる「ミッフィーとメラニー」、くまのボリスが自分で作った船に乗って子犬を助ける「ボリスのすてきなふね」は、ほっこりやさしいストーリー。

トーマスの絵本は今回もやはり弟のために借りたようで、5歳の娘はあまり興味を示さずでした。

「とっくんトラックのはらへぶぶー」はとっくんがママの誕生日におもちゃのトラックを引きながら、プレゼントのお花を見つけにいくストーリー。
ウサギやニワトリも付いてきて……かわいいハプニングもありました。5歳の娘も気に入っていましたが、2歳の弟も「ぶぶー」と真似していましたよ。絵も大きくて可愛いく、ストーリーもわかりやすいので、1、2歳児にもおすすめです。

「おさるのかくれんぼ」もわかりやすい絵本。
題名の通り、おさるさんがかくれんぼするお話。ビビッドな色で描かれた島や森も、見るだけでこっちが元気になります。

「ゾウの森とポテトチップス」は作者がマレーシアのボルネオ島で、ボートに乗って動物の観察へ向かうお話。
作者が撮った森や動物、川や現地の人々……異国の風景が魅力的でした。
特にゾウの群れに出会ったのにはビックリ!

この「ゾウの森とポテトチップス」では、人間が自然の森を切ってそこにアブラヤシの木を植えたため、動物の住みかが減っていることも書かれていました。
アブラヤシの果実から「パーム油」という油をとり、世界中に輸出され、ポテトチップスなどの食品だけでなく、洗剤や化粧品などの生活品にも使われているそうです。

人間の生活のために動物の生活場所が奪われている事実をあらためて認識しました。
ということで、大人の私には興味深い絵本でしたが、1回読んであげると5歳の娘には難しかったのか、その後は読みたがりませんでした。
小学生中高年くらいになったら、また自分で読んでみてほしい絵本です。

「おかんとおとん」は、関西弁で進むストーリー。
どうやら夫婦でこの絵本を作成されているようですね^^
「なんでおかんはおとんとけっこんしたん?」から始まる、ちょっと照れくさいお話ですが、現実味あふれたほっこり絵本です。

ハズレなしのアンパンマンの紙芝居「アンパンマンとタータン」は、アンパンマンがジャングルでタータンとゾウを助け……。
5歳児も2歳児も真剣に聞いてくれました。何度も読んであげた紙芝居。

5歳の子供におすすめの絵本3冊

12冊の中から、5歳の子供に特におすすめの絵本3冊をピックアップしました!

1.「たんぽぽでんしゃ」

2.「しろうさぎとりんごの木」

3.「うさこちゃんときゃらめる」

たんぽぽでんしゃ

5歳の子供におすすめの絵本1冊目は、「たんぽぽでんしゃ」。
これは今回借りた12冊の中で、子供が一番気に入っていた絵本です。

うさぎのナナちゃんとロコちゃんはとっても仲良しで、”もみのきえん”へ行くときも遊ぶときもいつも一緒。
でも遠足の日、ロコちゃんは風邪をひいておやすみしてナナちゃんは大ショック……。

遠足中もナナちゃんのことを想うナナちゃんの優しい気持ちに、じんわり。
幼稚園へ通っている娘も、ナナちゃんやロコちゃんに自分が重なったのだろうと思います。

絵も柔らかいタッチや色で、とてもかわいいです。

しろうさぎとりんごの木

5歳の子供におすすめの絵本2冊目は、「しろうさぎとりんごの木」。

またまたうさぎさんの絵本ですが、これはうさぎの家族とりんごのお話。
森の中にある「しろうさぎの小さな一軒家とりんごの木」の絵がとても素敵な雰囲気で、私はしばらくその絵を見入ってしまいました。

お母さんが作ったりんごのジャムを食べて、りんごに興味を持ったしろうさぎ。
家の前にあるりんごの木を見上げ、「ジャムにしたのはどこ?」と好奇心いっぱい。
知らなかったりんごのことを、自然な流れで知っていく。

子供(絵本ではうさぎですが^^)が自然に学んでいく姿と、温かい家庭が感じられる絵本。
けっこう長めのストーリーですが、5歳の子供にはいいと思います。りんご好きのお子様には特におすすめです^^

うさこちゃんときゃらめる

5歳の子供におすすめの絵本3冊目は、「うさこちゃんときゃらめる」です。

あれ、あれれれ、これもうさぎさんの絵本!
いや、別にうさぎだからおすすめに選んだわけではもちろんありません。

うさこちゃんがお母さんと一緒に行ったお店で、キャラメルを万引きしてしまいます。
その夜うさこちゃんは罪悪感で眠れません。

初めてこの本を読み聞かせた時、5歳の娘は「だめだよ〜」とつっこんでいました^^

その後、うさこちゃんは自分のしたことをお母さんに伝えてキャラメルを返しに行きます。

「万引きは悪いこと」「悪いことをすると自分が恥ずかしくなり後悔する」、そして「悪いことをしてしまったら償いをすることが大切」ということを、改めて子供の心に留められる絵本。

まとめ

5歳の女の子が図書館で選んだ絵本 Vol.5では、私の娘が選んだ12冊の絵本をご紹介しました。

5歳の子供に特におすすめの絵本3冊は、

・たんぽぽでんしゃ
・しろうさぎとりんごの木
・うさこちゃんときゃらめる

です。

5歳に読み聞かせをするにはちょうどいい絵本だと思うので、気になった方は、ぜひ図書館で借りたり本屋で買ったりしてみてください。
プレゼントにもおすすめですよ。