5歳で前歯がグラグラ!永久歯が生えてきた

私の娘は5歳3ヶ月で乳歯2本がグラグラし始め、抜けて永久歯が生えてきました!!

抜けて生え変わったのは、下の前歯2本。
真ん中にある、2対の「中切歯(ちゅうせっし)」と呼ばれる歯です。細かく言えば、乳歯なので「乳中切歯」。

感動の出来事だったので、今回はそのことについて記録しておきます。
また、乳歯が永久歯に生え変わる理由や時期、順番についても簡単にまとめました。

「まだ5歳なのに子供の歯がグラグラしてきた……。虫歯? 生え変わりだとしても早くない?」
と心配されている方もぜひ参考にしてみてくださいね。

5歳3ヶ月で前歯がグラグラ

娘の右下の前歯(中切歯)がグラグラし始めたのは、5歳3ヶ月の時でした。

娘が5歳3ヶ月になったばかり頃に「歯が痛い」と言ったのが事の始まりです。
私は「まさか虫歯? でも前にも痛いと言って虫歯じゃなかったし……。どっちにしてもそろそろ定期検診へ行く良いタイミング!」と思い、「もうすぐ、歯医者行こうね」と言っていました。

そこから歯医者の予約を忘れていて(^^;) 1週間くらい経ったある日、今度は「歯が痛い。ぐらぐらする」と言ったのです!!

「えっ、グラグラ?! 抜けるの?? 早くない?!!」と思った私は、すぐさま子供の乳歯の生え変わりの時期について調べました。
すると5歳3ヶ月に生え変わるのは早い方だけど、全く問題なく前例ももちろんたくさんあるとのこと。

安心した私は、すぐさま歯医者の予約をしたのでした。
スケジュール上、このグラグラの日から約2週間後の検診になりましたが、無事に予約完了。

5歳3ヶ月で前歯が抜けた

その後、娘の右下の前歯のグラグラはひどくなっていきました。
ちなみに、その間になんと左下の前歯(コチラも中切歯)もグラグラし始めていました。

そしてついにその日はやってきました……。
夕飯中に娘が自分の口を指して「なんかある」と言ったので、口を開けさせると……

下の前歯が1本ないーーー!!! そう、グラグラがひどくなっていた右下の乳中切歯が
抜けた〜〜〜\(^O^)/

娘と私、夫はテンション上がり、「わ〜! すごいすごい!!」など言いながら、洗面所へダッシュ!!

抜けた歯と、歯がなくなった口の中を鏡で確認した娘も誇らしげ^^
記念にパシャリッ! 写真を撮っておきました。

歯が痛いと言い始めてから約3週間後、グラグラし始めてから12日後に乳歯が初めて抜けたのです。

初めて乳歯が抜けてから3日後、予約していた歯医者へ行きました。
娘は4歳から一人で診察室に入れるようになったので、「いってらっしゃ〜い」と見送りました。

すると検診途中にスタッフさんから、
グラグラしている歯(左下の前歯)の後ろから永久歯がもう生えてきているので、早めに抜いた方がいい。今日抜くこともできるけど、もう少し後でもいい……ただ早めがいい」
といった内容を伝えられました。

「早めがいいなら今日がいいでしょ。今、歯医者さん来てるんだし」と思った私は「じゃあ今日お願いします」と言って任せました。

診察室から戻ってきた娘の歯を見ると……無事に2本目の前歯を抜いてもらっていました。
少し麻酔もしてもらったよう。「泣いただろうな」と思っていたのですが、泣かずに頑張ったみたいです^^

5歳3ヶ月で永久歯が生えてきた

5歳3ヶ月で永久歯が生えてきた

ということで、娘は2本の前歯が5歳3ヶ月で抜け、永久歯が生えてきたのも5歳3ヶ月でした。

2本目の歯を歯医者で抜いてもらった後、娘の歯をよく見ると……確かに永久歯が生えてきていました!
一番最初に抜けた中切歯も永久歯が生えてきていましたが、なぜが2番目に抜けた中切歯の永久歯の方がすでに大きかったです。

こんなに大きく生えてきていたのに気付かなかったとは^^;

なぜ乳歯は永久歯に生え変わる?時期や順番は?

はい、ここからは私の素朴な疑問、

「なんで歯は生え変わるの?」
「永久歯に生え変わる時期は?」
「順番は?」

についてちょっと調べてみました。

乳歯から永久歯に生え変わる理由

私は「子供が成長していくにつれて物を噛む力がもっと必要だから、乳歯よりも強そうな永久歯が生えるのかな」と思ったりしていましたが……。

結論は、「永久歯は子供の小さなアゴに対して大きすぎるため、小さなアゴに永久歯が生えるときれいなアーチ状に並ばず、それぞれの歯の適切な役割が果たされないから」ということでした。

つまり「小さなアゴには小さな乳歯が生え、アゴが成長してくると大きな永久歯に生え変わってアーチ状を作り、それぞれの歯が適切な役割を果たす」ということですね。

究極の答えは「人間が食べ物を食べるため、つまり生きていくため」ですよね。私たちの身体って本当に上手くできていますね。

乳歯から永久歯に生え変わる時期

乳歯が永久歯に生え変わるのは、6歳前後から12歳前後が一般的のようです。14歳頃には全ての歯が永久歯になると言われています。

4歳で生え変わり始める子供もいるように、とにかく生え変わるタイミングには個人差があります。
また、男の子よりも女の子の方が、歯の生え変わりが早い傾向があるようです。

乳歯から永久歯に生え変わる順番

乳歯から永久歯に生え変わる順番ですが、下の前歯から始まるのが一般的のようです。

奥の乳歯がない所から生える永久歯、「第一大臼歯(6歳臼歯とも呼ばれる)」が、一番最初の永久歯として先に生えることも多いようです。

その後、上の前歯が抜けて永久歯が生え始め、上下とも前から奥にかけて順番に生え変わるようです。
順に生え変わっていきますが、一気に2本抜けることも珍しくないようです(実際に私の娘は、気づいた頃には下の前歯2本ともグラグラしていましたよ)。

そうして14歳頃には、親知らずを除く28本の永久歯がそろうようです。

ただ、生え変わる順番もやはり個人差があるようなので、絶対にこの順番! ということは決してありません。

まとめ

私の娘が5歳3ヶ月の頃、下の前歯2本がグラグラし始めて抜け、永久歯が生えてきた、という体験談をご紹介しました。

虫歯ではなく、問題なく歯が抜けて永久歯が生えてきたので安心しました。
家族で驚き、喜び、娘の成長を感じ、感動した出来事でした。

そして以下の4つのこともわかりました。

1. 乳歯が永久歯に生え変わるのは、「小さなアゴには小さな乳歯、大きくなったアゴには大きな永久歯が生えてきれいなアーチ状を作り、それぞれの歯が適切な役割を果たすため」

2. 乳歯が永久歯に生え変わるのは、6歳前後から12歳前後が一般的

3. 乳歯から永久歯に生え変わる順番は下の前歯から始まるのが一般的で、その後、上の前歯が抜けて永久歯が生え始め、上下とも前から奥にかけて順番に生え変わる

4. 歯の生え変わり時期や順番には個人差がある

「早すぎない?」「まだ生え変わらない……」などお子様の歯の生え変わりに関して心配がある方は、一度、歯医者さんに検診や相談に行かれることをおすすめします。
やはり専門の先生に診てもらうことで、心配もなくなりますし、万が一問題があった場合も解決方法が見つかります。

実際に私の子供の場合もそうでした。
歯医者さんへ行ったことで「乳歯が抜けないのに永久歯が生えてきている!」という状況にも気付き、乳歯を抜いてもらって早急に対処することができましたよ。

そして永久歯の前歯が内側から生えてきていたのも、自然に正常な位置へ戻りました^^